Threadsにもタグ(トピックタグ)機能はありますが、Xのハッシュタグとは設計思想がまったく違います。X時代の感覚で10個つけると、効果がないばかりか投稿が読みにくくなり、かえって反応が落ちます。
Xのハッシュタグとの違い
| 観点 | X(旧Twitter) | Threads |
|---|---|---|
| 1投稿あたりの数 | 複数つけるのが一般的 | 1つという設計思想 |
| 主な役割 | 検索導線・トレンド参加 | 投稿の話題ラベル |
| 配信への影響 | 検索流入が見込める | 配信量への影響は限定的 |
| 日本語タグ | 広く使われる | 使えるが流入は限定的 |
重要なのは、Threadsでは配信の大半がおすすめフィード経由だという点です(→ Threadsのアルゴリズム解説)。おすすめ配信はタグではなく投稿の内容と反応率で決まるため、タグを増やしても届く量は増えません。
それでもタグをつける意味はあるのか
あります。ただし目的が「露出」ではなく次の3つに限られます。
- 1話題の明示:この投稿が何についてかをアルゴリズムと読み手の双方に伝える
- 2同じ話題の投稿をまとめる:タグをたどると関連投稿が見られるため、シリーズものと相性がよい
- 3イベント・キャンペーンの集約:店舗の企画で参加者の投稿を集める用途
特に3つ目は店舗運用で実用的です。「#〇〇店の裏メニュー」のような独自タグを作り、来店者に使ってもらう形なら、タグが集約点として機能します。
やってはいけないタグの使い方
- 大量につける:読みにくくなり、宣伝色が強く見えて反応が落ちます
- 内容と無関係な人気タグをつける:スパム的と判断されるリスクがあり、興味の判定精度も落ちます
- 毎回同じタグを機械的につける:効果がないうえ、投稿がテンプレートに見えます
- タグで文章を終える:Threadsは会話が重要なので、最後は問いかけで終えたほうが反応します
店舗アカウントでの実践的な使い方
① 基本はつけない
投稿の反応はタグではなく内容で決まります。まずはタグなしで、1行目と問いかけの改善に集中してください。
② シリーズ投稿にだけつける
「毎週水曜の仕込み風景」のような連載型の投稿に、統一タグを1つ。過去分をたどれるようになります。
③ 地域名タグは過度に期待しない
地名タグからの流入は限定的です。地域の人に届けたいなら、タグより本文に地名や地域の話題を自然に含めるほうが効きます。
まとめ
- Threadsのタグは1投稿1つという設計思想で、Xのように量で露出を稼ぐものではない
- 配信の大半はおすすめフィード経由なので、タグを増やしても到達は増えない
- 有効なのは「話題の明示」「シリーズの集約」「独自タグでの企画」の3用途
- 地域集客では地名タグより、本文に地域情報を書くほうが効く
