Threadsのアカウント作成自体は数分で終わります。しかしビジネスで使う場合、作る前に決めておくべきことがいくつかあり、それを飛ばすと後から取り返しがつきません。特にアカウントの所有権とテーマ設計は、後から変更するコストが非常に高くなります。
STEP0|作る前に決める3つのこと
① 誰のアカウントにするか(所有権)
ThreadsはInstagramアカウントが前提です。担当者の個人Instagramから作ると、退職時にアカウントごと失います。法人として管理するInstagramアカウントを用意してから始めてください。
② 何のアカウントにするか(テーマ)
Threadsは投稿内容から興味の近いユーザーへ配信します。ジャンルが散らかると誰にも届きません。「〇〇について発信する人」と1文で言える状態にしてから始めます。
③ 誰が投稿するか(体制)
週3回を3ヶ月続けられる体制かを先に確認します。片手間の担当では止まります。複数店舗なら本部と店舗の分担も先に決めます(→ 複数店舗の運用設計)。
STEP1|アカウントを作成する
- 1Instagramアカウントを用意する(法人管理のもの。なければ先に作成)
- 2Threadsアプリをインストールし、そのInstagramアカウントでログイン
- 3プロフィールの引き継ぎを確認(ユーザーネームはInstagramと共通になります)
- 4公開アカウントに設定(非公開だとおすすめ配信に乗らず、ビジネス利用の意味がなくなります)
ユーザーネームがInstagramと共通という点は、多店舗展開で効いてきます。店舗ごとにThreadsを分けたいなら、店舗ごとにInstagramアカウントが必要です(→ ThreadsとInstagramの連携)。
STEP2|プロフィールを整える
ここを空欄のまま投稿を始めるのが、最大の機会損失です。投稿が伸びた瞬間にプロフィールへ人が流れ込むので、最初の投稿より先に整えてください。
- 表示名:「店名|何の店か」(例:`まるみ食堂|谷町の定食屋`)
- 自己紹介:1行目に誰の何を解決するか、2行目に信頼の根拠、3行目に何を投稿するか
- リンク:予約ページなど目的を1つに絞る(Threadsでは実質唯一の送客導線)
- アイコン:人物または店舗の実写。ロゴだけは避ける
詳しい書き方は Threadsのプロフィールの書き方 にまとめています。
STEP3|最初の投稿
最初の投稿を「はじめまして。〇〇です。よろしくお願いします」にするのは避けてください。挨拶投稿は返信のしようがなく、初期配信で止まります。 アカウントの評価が定まっていない立ち上げ期こそ、反応が取れる投稿を出すべきです。
| 避けたい最初の投稿 | 推奨する最初の投稿 |
|---|---|
| 「はじめました。よろしくお願いします」 | 「10年やって分かった、失敗する店の共通点」 |
| 「当店のこだわりを紹介します」 | 「仕込みに3時間かける理由、伝わりますか?」 |
| 「フォローお願いします」 | 「新メニュー、AとBどっちが食べたいですか?」 |
最初の30日の運用計画
| 期間 | やること | 見る指標 |
|---|---|---|
| 1〜7日目 | 週3投稿。型を変えて反応の当たりを探す | インプレッション(届いているか) |
| 8〜14日目 | 同ジャンルの投稿に1日3件返信して露出を作る | プロフィールへのアクセス |
| 15〜21日目 | 反応率上位の型を再利用して投稿する | 反応率(1%を超えたか) |
| 22〜30日目 | 予約投稿に移行し、運用を仕組みに載せる | 週次の反応率の推移 |
立ち上げ期にやりがちな失敗
- 1告知だけ投稿する:返信の余地がなく、初期配信で止まります
- 2フォロワーを増やそうとする:Threadsでは投稿の質のほうが先です
- 3毎回リンクを貼る:アプリ外離脱で配信が伸びません
- 4数字を毎日見る:投稿ごとのばらつきが大きく、判断を誤ります
- 51ヶ月で諦める:大半がここで止まるので、続けるだけで上位に入ります
まとめ
- 作る前に「所有権・テーマ・体制」の3つを決める
- 個人のInstagramから作らない(退職リスク)
- 投稿より先にプロフィールを整える
- 最初の投稿を挨拶にしない。反応が取れる型で出す
- 30日目に見るのはフォロワー数ではなく反応率
